2009年2月13日金曜日

三宝さんのお里帰り

阪急宝塚線 清荒神

土間の炊事場、走りもとの神棚に祀られてる竈の神(火の神)三宝荒神。神棚には三宝さんて呼んでる4体の布袋さんが並んだはる。大きいのから小さいのまで、ほんまやったら7体揃うてなあかんこの三宝さん。家に不幸があると揃いかけたのを皆納めて、また一年に1体ずついちから揃えていくものなのやそう。
 少なくとも100年近し経ったような黒光りした三宝さんが神棚に居ゃはるてうことは、いつの頃からかわが家ではこの慣わしの火が消えてしもてたことになる。毎年、毎年、鏡餅のお供えは欠かしたことはないけど、要の部分が抜け落ちたまま今日に至ってることになる。

 さて、三宝さんはどこからもらいうけて来てたのやろうか。棚上げしてた謎々が一昨日ある人から聞いて解けた!場所は兵庫県宝塚市。真言三宝宗大本山 清荒神清澄寺で行われる納め荒神(12月27日、28日12月27日、28日)~節分までの間に限ってのことやと。どんなとこやろ・・よし、行ってみよか。いちばん小さな三宝さんを風呂敷にくるんでリュックに入れて阪急電車で出かけてきた。