2010年8月2日月曜日

夏迎え、準備万端。

御守・御札の到来に感謝 
 八坂さんでの「夏越祭」と西方にそびえる愛宕山千日詣りが同日の7月31日に行なわれて、京都の夏の蒸し暑さもいよいよ頂点にさしかかる。その、どっちにも行ってないのに、火の用心の御札と茅の輪の御守をいただいた。
さっそく古い御札をめくって、新しい御札に張り替える。

 「夏越(なごし)祭」が八坂さんの疫(えき)神社で営まれて、1カ月にわたる祭りは終わる。
ちょっと昔まではほんまにひっそりとお祭り関係者の代表が集まって神さんへのお礼のお参りをすませてはって、私やら家のもん(者)が茅の輪をくぐりに行く習慣はなかった。
 当時、疫神さんの鳥居の前での密やかな参拝を先代はいたく気に入っていたようで、「皆、何やってんのんや、てけげんなそうな顔してワシらの後ろをすりぬけて本殿のほうへ歩いていくのや。あれは、なかなか、おもろいぞ。」と、冷たいビールを飲みながら話しをしてたのを覚えてる。そやので、こんな御守を目にしたもの初めてのこと。細い1本の茅草をクルクル巻いてつくった小さな茅の輪に「蘇民将来子孫也」と書かれた和紙がついてる。残り布で袋でも縫うて、この1年御守として身につけとこかな。。