2011年2月8日火曜日

大阪 中ノ島

京阪 中ノ島線
 京阪電車で中ノ島へ出たのは初めて。広々と、そしてすっきりとした地上に出て大阪の印象が少し変わった。こんな気持ちのエエとこがあったのやな。と母と口をそろえて言うてしもた。

 トコトコと川沿いへ歩いていって対岸のビル街を写真に撮る母は、まるでおのぼりさん。美しい作品を見たあとは、大阪中央公会堂内のレストラン中ノ島倶楽部で、名の知れたオムライスでお昼にする。食後の珈琲もなかなか美味で満足、満足。


 

目の保養

Lucie Rie 展
 去年から行きたいと思うてたルーシー・リーの作品展。大阪、中ノ島にある大阪市東洋陶磁美術館にようやっと行って来た。
 フウーン。。ええなぁ。。ガラスの向こうの作品に目を奪われどうし。美しいて、無駄のない線やけれど、なんともいえへんやさしいゆがみよう、アンバランスの妙。型にはめ込むのやのうて、ありのままを受け入れたような風合いには、西洋の人の作品やのに親しみを感じる。
 誠実、清楚、質実、緻密。作り手の人となりが重なって見える。
晩年の横顔の写真を惚れ惚れ見ながら思うた。
こんな風に歳を重ねられたら素敵やろうな。。。

 若々しい作品から晩年の大作まで、順を追って見ることが出来る。期間は2月13日(日曜日)までとあとわずかやけれど、これはお薦め。