2012年6月10日日曜日

勧進平家のご案内

平家琵琶相伝者 鈴木まどかさん 主催

ご縁あって秦家を会場に以下の催しを開催の予定です。

勧進平家とは寺社の寄進を集めるために平家琵琶の相伝者に許されていたチャリティー興行。
このたび平家琵琶相伝者 鈴木まどかさんが、東日本大震災復興支援義援金を募られます。
詳細については以下をご覧ください。

日時:7月1日(日)15時~16時半(若干延長あり)受付14時半~。
会場:京都秦家(下京区油小路仏光寺下ル太子山町)
会費:2500円程度(参加人数で変動します/当日承ります)

句組:「橋合戦」「海道下」
解説と語り:前田流平家詞曲相伝 鈴木まどか
その他:お茶つき冷房無し。先着20名様程度。要予約。

句組について:

「橋合戦」謀反を起こした以仁王と源頼政が待機する宇治橋に、平家軍が押し寄せます。 祇園祭の浄妙山でも有名な僧兵・浄妙坊の活躍と、宇治川を馬筏で渡す足利忠綱の活躍を語ります。 「海道下」一の谷で生捕となった平重衡は、鎌倉の源頼朝の詮議を受けるため東海道を下ります。 蝉丸が登場する逢坂の関の場面と、池田宿で和歌の名手・熊野(ゆや)と出会う場面を語ります。
平家琵琶に関する概説、句組のあらすじと聴きどころを解説した後、平曲を語ります。
平曲は、そもそも数人~20人程度で、空間を共有しながら、耳で読む文学として継承されて来ました。
先人たちが味わったであろう方法を疑似体験しながら、ひとときを過ごしませんか

お問合せ、お申し込みは秦家でもお受けさせていただいています。