2013年4月3日水曜日

春のオダイドコ

追いかけっこ 
 3月も終わりかけから4月にかけて、走り出す季節を追いかけて過ごすのて、ええものやなと思う。身近で土筆を摘むことは叶わへん町なかに住んでるさかい、なおさら移ろう季節への想いが強まるのやなと思う。
小さい木箱にお行儀よう並んだ土筆をデパートの地下の野菜売りばで見つけてお金を払うてオダイドコに持って帰る。そんなもの、裏の土手に勝手に生えてるのに。と自然豊かな土地に生きてる人たちは思わはるのやろうな。(なんとも、羨ましい。。)
 洛西のタケノコも、琵琶湖の稚鮎も、スクスク成長しつづけてるやろうし、同時に奥庭では常緑の木々の落葉もはじまって庭の掃除も忙しいなって、めまぐるしい変化をみせる季節との追いかけっこがはじまった。
土筆を入れた白和え(3月の料理秦家より)
 
花見弁当(4月31日の料理の会より)