2014年1月30日木曜日

冬の雨音

季節感
 今年の大寒の晩は、寒ぼんさん(お坊さん)が打ち鳴らす太鼓の音は聞いた。この音を聞くと、まるで条件反射みたいにカレンダーに「大寒」と書いてあるのを確かめてしまう。季節のひとつの節を越えたことを確かめると、なんやしらホッとするものや。そんなふうにして毎日を過ごしてると、ちょっとした違和感にも結構過敏になるのか、今年の冬は、雨音がなにやしら耳障りでしょうがない。春めいた空気のなかで聞くのは耳慣れた音なのやけど、、
やっぱり冬は、シンと冷とうて、手水鉢にバリバリの氷柱ができて、曇天の雲からはチラチラと白いもんが落ちてきてほしいな。と、足先にしもやけつくりながらも思うてしまう。

 そうは言うても、節分はもうすぐそこに。暦の上では春が来る。
うっすらと春の霞がかかったような透け感が美しいなぁ。と思うてた韓国のパッチワーク、ポジャギとチュモニ(袋物)展が、高麗美術館ではじまってるとのこと。以前から作ってみたいと思うて糸と針は買うてあったけど、布端の始末が本ではわかりにくうて挫折してたポジャギ。白い窓飾りを作るワークショップもあると聞いて申し込しこむことに。お隣の国の始末の文化、楽しみ、楽しみ。
http://www.koryomuseum.or.jp/2013/09/_201418330.html